スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:-- 】
スポンサー広告
ベートーヴェンともう一度…
最近何気に、ベートーヴェンが流行っています。
私は、ある程度曲を知っている大人の生徒には、
各自の希望をできるだけ優先して、
レッスンの曲を選曲をするようにしているのですが、
意外にも、ショパンやリストに比して、
ベートーヴェン希望者が圧倒的に多いのです。

しかし、実のところを言うと、私自身、もう10年近くも、
ベートーヴェンとは距離を置いているので、
ここらでもう一度、ベートーヴェンとよりを戻して、
仲良くお付き合いしてみないといけないかな…、
という思いに駆られています。

もちろん20代のころは、
ソナタを始めとして、色々な作品を勉強し、
在欧中は、その風土の空気に、
ベートーヴェンを非常に身近に感じることが多かったので、
(ウイーンはベートーヴェンコンクールの開催地でもありますし!)
彼の作品ばかりを聴いていた時期もありました。
…が、帰国してから今日までの間、
種々の理由から、バッハにはじまって、
モーツァルト→ショパン→ドビュッシーの流れをくむ作品が、
私の勉強した作品のほとんどで、
(不思議とリストは結構あったりしますが…)
ベートーヴェンだけは、ゼロではないにしても、
ほとんど手をつけてないのです。

私は、生徒がレッスンに持ってくる曲は、必ず読譜し、
自分の版を作って、実際に音にしてみることにしているのですが、
今の私は、ベートーヴェンの楽譜を、非常に遠く、
住み慣れない家のように感じていjます。
その音楽空間はショパンやモーツァルトのものとは、
あまりに違いすぎる…。

例えば、同じ二分音符でも、ベートーヴェンのそれには、
扉の奥にもう一枚扉があり、それを開いたら、
さらにその奥に、また扉があった…というような、
そんな感じがするのです。
よく言えば奥が深く、暗示的で謎めいている。
そして、悪く言えば、
ショパンやモーツァルトのような素直さがない…。

多分、自分自身が後者の方を、
長期にわたって深く掘り下げていった分、
前者をより強く異質に感じるようになったのではないかと思いますが、
とにかく、なにか履きなれない靴を履いて歩かされているように、
一歩一歩を進める足取りが重く、戸惑いのようなものが生じるのです。
しかし、これは逆を返せば、
再度取り組むのに、良い時期になったということかもしれませんね。
今ならきっと、昔の自分では出会うことのできなかったベートーヴェンと、
出会うことができるような気がするのです。
スポンサーサイト
【2008/02/13 01:11 】
レッスン室 | コメント(0) | トラックバック(0)
<<しかし、よく寝る(-_-;) | ホーム | 中華料理>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://pianotsurezurenikki.blog80.fc2.com/tb.php/299-88de93b0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。