素晴らしいピアニスト!
ある生徒が、こんなサイトを見つけ知らせてくれました。
いや〜、私も、こんな素晴らしいピアニストにお目にかかったのは、
生まれてこのかた、はじめてです。
あまりに夢中になりすぎて、夕べ1時間近くも見入ってしまいました。

http://www.youtube.com/watch?v=TZ860P4iTaM&mode=related&search

ちなみに、右隣に並んでいる動画の数々も傑作ぞろいですよ(^^)!
しかし、ピアノの音色にうっとりしている、
あの陶酔表情が素晴らしいですね〜(^^;)。
それとも、あの鍵盤にはまたたびの粉でも、
ふりかけてあるんでしょうかね〜(^^;)?
【2007/04/30 23:26 】
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気配り目配り
たえず細心の気配りができているのに、
その一方で自分の主張もしっかりとできている。
こういう人が、人格的に成熟した人なのでしょう。
そういう人から気遣いしてもらっていることを感じると、
不思議なほど嬉しい気持ちになってしまいます。
それは、きっとその人の気遣いが、
人に自分を印象付けたいとか、その人から好かれたいとか、
自分自身のためになされたものでなく、
純粋に相手を思いやる気持ちから生まれた気遣いだからでしょう。

気配り目配りは、とても大切なことですが、
ただ、気が利くだけでなく、
そういう成熟した気配りができる人でありたいと思います。
私自身がしてもらって嬉しかったような気配りが、
私自身も、人に対してできているだろうか…?
人からいただいた、暖かい思いやりを胸に、
今夜は、わが身をふりかえってみたいのです。

【2007/04/29 01:05 】
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お犬様
最近、結婚式のお客様の一人として、
しばしば式に参列されているお犬様。
先週はブルドックにミニチュアダックスフント、
そして、今日はチワワ様がご親族として参列されていたのですが、
このお犬様方の衣装が、なんとも見目麗しいんですよね〜
ブルドック様は、刺繍入りの上着に大きな鈴。
まるで、土佐犬を思わせるいでたち。
ダックスフント様は、ちょっとおしゃれな胴巻き。
そして、チワワ様はシルバーのタキシードを召されておいででした。

相変わらず加勢を続けるペットブーム。
ことに、お犬様の地位の向上は、
徳川五代将軍綱吉の“生類哀れみの令”をもしのぐ勢いです。
さすがに猫を連れて参列される方は、まだ見かけませんが、
やはりそこは、団体行動をその本質とする、
お犬様ならではの特権でしょうね〜




【2007/04/28 00:06 】
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3回目…
また、風邪をひいてしまった…
もうこれで三回目。
風邪は一冬に一回きりが私のペースで、
何度も何度もひき直し、冬中風をわずらっている人を、
不思議にさえ思っていたのですが、
今年は、当の自分がそうなってしまいました。

やはり、あれやこれやの疲れが出てきてるんですかね〜。
それとも、やはり年齢なのか…
いや、まぁ、そこは都合よく、
バカは風邪をひかないというくらいだから、
少なくとも自分はバカではなかったらしいと、
良きに解釈しておきましょう。

さて、体調不良などとも言っておれず、
明日も明後日も忙しい…。
やっと、世の中の連休に参加できる30日あたりには、
この症状も、少し落ち着いていて欲しいものですが…。
【2007/04/27 00:08 】
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西洋人気質
父の大学時代の友人が、カナダ人の奥様と一緒に、
うちの実家に泊りがけで遊びに来ています。
私は、英語が堪能ではありませんが、
ドイツ語と似通っていることは事実なので、
それをたよりに、意思の疎通を図ることは可能です。
…というわけで、今日は食卓を囲んで、
楽しいひと時を過ごすことができました。

西洋人と会話していると、
在欧中のことを、たくさん思い出します。
なにより、横文字を話していると、
自分自身が、無意識的に日本人気質から離れ、
西洋人気質になってしまうので、
ちょととした、小旅行でもした気分でした。

嬉しいことは数倍嬉しそうに、楽しいことは数倍楽しそうに、
そして、困ったことは数倍困ったように…。
自分の内側にある感情を、目いっぱいに表現して人に伝える。
これこそ、西洋音楽の表現法に通じる、西洋人気質なんですよね。
【2007/04/26 00:20 】
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結果は努力に比例する
生徒を観察していて、強く思うことの一つ。
結果は能力に比例するのではなく、努力の度合いに比例する。
例えば、音感やリズム感の良し悪しには、
実際、生徒によって、その能力に差があります。
ある課題を課せば、それがその場ですぐにできてしまう生徒もいれば、
同じことに、2週間も3週間も時間を要する生徒もいます。

でも、最終的に結果を出しているのが能力の高い生徒かというと、
必ずしもそうではないのが現実です。
最も多くの結果を出しているのが、
実は最も能力的に劣っている生徒であるということも、
事実、あったりするのです。

このことは、指導者である自分に、
ある大切なことを教えてくれる気がします。
つまり、努力を惜しまない生徒を、
長い目で、見守ってやらなければならないということです。
結果が出るのは、3年先か5年先か10年先かわかりませんが、
努力の末に出した結果は、本物の結果だと思うのです。


【2007/04/25 00:50 】
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完敗m(__)m
ある大人の生徒が、
ベートーヴェンのソナタをレッスンに持ってきました。
一楽章なのですが、繰り返しをつけないで弾いています。

“レッスンのたびに丁寧に手を入れてくるので、
だいぶ形もついてきたし…、
そろそろ、この問題に触れてもよいかな…”
そんなことを思いながら、演奏を終えた彼女に、
「なぜ繰り返しをしないの?何か理由がある?」
と問いかけてみました。
しばしあって「う〜ん、レッスンだから…(^^)」

そこで私は、ある宿題を出そうと思って、次のように提案したのです、
「もし、特別な理由がないのなら、
その繰り返しは是非つけて演奏することを提案したいんだけど…」
「ハイ、わかりました」という素直で単純な答え。
それで、「では、もう少しだけ突っ込んで…。
どうして私が、繰り返しをするように提案したのかわかる?」

私は、それまでの流れから、
彼女が当然「わかりません」と答えると思っていたんですね。
それで、その答えを待って、理由を考えてくるとい宿題を、
出そうと思っていたのです。
ところが…、これがとんでもない当て外れ!
すぐさまバッチリと文句なしの答えが返ってきました。
いやはや、驚いてしまいました。私の完敗です(^^;)。

ちなみに、彼女は純然たるピアノ愛好家で、
音楽の専門課程で勉強をした経験はありません。
読者のみなさま、この答えがおわかりでしょうか(^^)?





【2007/04/24 23:00 】
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嬉しかったこと
4月からお仕事で演奏させていただいている教会に、
オルガンの練習に行ってきました。
私は、オルガンを専門に勉強した経験はありませんが、
このチャペルと縁を持つことができたおかげで、
月一の研修に参加したり、オルガンの教則本を読んだり、
また、専門のオルガニストにご指導いただいたり…、
とにかく多くのことを勉強することができました。

オルガンもピアノも同じ鍵盤楽器なので、
鍵盤を扱うことには、さほど大きな支障はないのですが
なにせ、私たちピアニストにとっては、
足鍵盤の扱いが一筋縄ではいきません。

この足鍵盤には、ピアノでいえば運指のような、
基本的な踏み方(ペダリング)があるわですが、
このごろやっと、かかとを使ったペダリングが、
利用できるようになりました。
ここまでたどり着くのに本当に骨が折れましたが、
かかとが使えると足の動きが楽になり、
また音も外れにくくなるので、演奏に余裕が出てきます。

これまで、頭ではわかっていても、足が言うことをきかず、
素人っぽく、つま先だけでペタペタやっていたのですが、
かかとを使ってリズミカルに足鍵盤を踏む(^^)!
楽譜に、オルガン式のペダリング記号を書き込んでいる自分を、
ふと客観的にふり返り、
“お〜、オルガニストみたい”と、なんだか嬉しかったですね〜〜


【2007/04/23 00:29 】
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楽式的見地から
11月に本番に出す2声のインベンション計15曲。
これらの作品を楽式的見地から観察してみると、
非常に明快でわかりやすいものと、
込み入った構造になっていて、捉えにくいものに分かれます。
しばし鍵盤から離れ、テーブルの上に楽譜を広げて、
それらを、細かく分析し頭を整理しなおすと、
今まで、漠然としていたものが徐々に明快になって、
より頭脳の参加した演奏が、できるようになります。

私のうちの書棚には、分厚いインベンションの研究書があり、
学生時代から、何度か目を通しているのですが、
当時は、それをいくら読んでも、読む端から抜けていくようで、
どうもうまく理解できませんでした。
その書物では、一曲ごとの楽式的分析に、
かなりのページ数が裂さかれているのですが、
その分析があまりに細かく、自分にわかりにくかったと同時に、
そういうことの必要性を、あまり感じてもいなかったんでしょうね。

今さらながらに、やっと必要に駆られて、
その本を開いてみようとする自分がいることが、
進歩の証のようで、なんだか嬉しいですね!
【2007/04/22 22:45 】
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上手に急げ
「良い時にはあせるな、悪い時にはあきらめるな」
移動の車を走らせながらラジオをつけると、
男の人がこう語っているのが聞こえてきました。
対談番組のようでしたが、、
「つまり、どんなことでも同じですが、
結果を出すことを急ぐなということなんですよ」と、
その言葉は続いていきました。

真理だな…と思いました。
何かを成し遂げようとする時、誰もが例外なく、
一刻でも早く結果を出したいと思うでしょう。
でも、挑んでいくものが大きければ大きいほど、
じっくり腰をすえて、急がず慌てず長い目で見て取り組まないと、
結局、本当の結果を手にすることはできないでしょう。
目に見える結果が欲しい、形をつけたい…、
もちろん、そう願う気持ちが強ければ強いほど良いのですが、
一方で冷静に、客観的に自分を見つめる強い力も必要なわけです。
“上手に急ぐ”ということですが、言うは易し行うは難しです。

残念ながら、その前を聞いていないので、
それがどういう方なのかはわかりませんが、
きっと、なにか大きなことを成し遂げた方に違いないでしょうね。
【2007/04/21 23:33 】
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芸術の価値
車の中でラジオを聞いていたら、なんとも不届きなニュースが!
某県の高等学校で、芸術科目の教員免許を持ってない先生が、
芸術の授業に(音楽なのか美術なのかはわかりませんが)
あたっていたことが発覚したらしいのです。
そして、こともあろうことに、
これをきっかけとして県の教育委員会が調査したところ、
同じようなケースが複数の高等学校で発覚したとか…。
いやはや、世も末ですなぁ〜

芸術系の科目が軽視されているという現状は、
受験戦争がピークだった、私たちの子供時代に、
すでに、大きな問題として取り沙汰されていましたが、
いまだに、そういうことが見直されることなく続いているんですね…。
そういえば、私たちの時代は高校からだった芸術科目の選択制は、
今では中学校からになったとか…。
個人個人の価値観はともかくも、
無数の才能が存在する学校教育の現場で、
このようなことが大手を振って行われていることを思うと、
母国ながら、日本という国の教将来を憂えるしかありません。

たしかに、芸術はお金にはなりません。
芸術では食べていけないのが現実で、
そういう意味では役に立たないのは、事実かもしれません。
実際、ヨーロッパ人でも、全ての人が同じように考えるし、
言うことは、日本人以上にドライです。
でも、全く異なっていることが一つ。
ヨーロッパ人は、現実的な意味では、
芸術を非常にドライに捉えていますが、
それは、芸術自体に価値を認めないということではありません。
芸術に対する誇り高き尊厳は、そんな表面的なこととは、
全く別次元のところに、しかりと持っているのです。
それに対して、日本人はというと、
お金にならない=役に立たない=価値がない
実に短絡的ですね…

もっと広い意味で教養を高め、国民の精神性を養わないと、
日本は世界からとり残されてしまいますよ!
【2007/04/20 00:17 】
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本物のクロイツェル
まこと先入観とは恐ろしい…
お昼に雑用をしながらラジオを聴いていたら、
なんともチンケで薄っぺらいクロイツェルソナタが!
“なんでまた、こんなチンタラチンタラ…
と思って耳を傾けてみると、
なんと、ピアノパートが、現代のピアノではなく、
当時のピアノで演奏されていたのです。

あちゃ〜〜 って思ってしまいましたね…。
クロイツェルソナタは、私にとってさんざん聴いた曲の一つ。
うちにお気に入りの録音もあるのですが、
当然その録音は、現代のフルコンサートグランドで演奏されたもの。
つまり、私の耳にこびりついているクロイツェルは、
ベートーヴェン当時にはあり得なかった、現代風クロイツェルだったのです。

つまり、当時の感覚からすると、
(多分)吐き気を催すほど豊かな倍音で満たされた、
超肥満児的クロイツェルが、私の中にこびりついていたので、
より本来の姿に近いオリジナル楽器によるクロイツェルを、
チンケでオモチャのような…と感じてしまったわけですね…。

4〜5年前、ある著名な古楽器修復師を訪ね、
きちんと調整調律してある色々な時代のピアノを、
かなり長い時間、弾かせていただいた事があるのですが、
その中に、ベートーヴェンの初期時代の、
膝ペダルのピアノがありました。
そのピアノで、ソナタを演奏してみたのですが、
もう、とにかく、現代のピアノで弾いたものとは、
全く別の曲になってしまうのです。
これらの体験から、ベートーヴェンが中期の作品に書き残した、
長いペダルのなぞも、ある程度解明できるわけですが、
それよりも何よりも、このような体験をするたびに、
19世紀以前の作品を、現代の楽器で演奏することに、
大きな疑問がわいてくるのです。
著名な演奏家の中には、ピアノに限らず、
古楽器の演奏に大変なこだわりを持つ方も少なくないですが、
いずれにしても、この問題は、私自身も、
いずれ、自分自身の回答を求めていかなければならいものの一つです。
【2007/04/19 23:49 】
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インフォームド・コンセント
右の奥歯の詰め物が取れたので、
仕方なく、あまり好きではない歯医者さんに行ってきました。
私は、まだこの辺りでどこが良いのかもよくわからなかったので、
少々不安だったのですが、とっても良い歯医者さんでした。

受付はじめ、全ての対応に感じが良く、
ある程度は覚悟していたのに、長く待たせることもない、
もちろん、症状の説明、治療法の説明、治療経過の説明など、
患者が少しでも不安になることがないように、
全てにおいて細かい配慮が行き届いています。
あまりの徹底ぶりと手際の良さに、拍子抜けしてしまいました。

実はつい先日、母が親知らずの手術をしたのですが、
その時も、同じようなことを言っていました。

医療の世界に、インフォームド・コンセントがうたわれはじめて、
もうずいぶんになりますが、
このインフォームド・コンセントの充実ぶりは、
ものすごいものがあますね。
時代の流れ、それによって変わっていく人々の考え方…。
歯医者のイメージが、180度塗り変わっていく体験の中で、
色々なことを思いました。

【2007/04/18 00:39 】
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バッハの年
今年は、思わずもがな、バッハの年になりそうです。
今日は、演奏会の打ち合わせが3件もあったのですが、
そのうちの一つ、バイオリンの伴奏の演奏会で、
バッハの「二つのバイオリンのための協奏曲 二短調 BWV1043」
の依頼を受けました。

偶然って重なるものなんですね、
そろそろバッハを…と思っていたころに、ジョイントの話が舞い込み、
インベンションを出してみることを決めたところに、
あるコンクールのことで、あるピアノ指導者の方から、
バッハのことについて質問を受け、
そうこうしているうちに、あまり演奏する機会のない珍しい作品の、
伴奏依頼を受けたのですから…。
実は、明日も別の演奏会の打ち合わせがあるのですが、
これにも、ジャズと絡めた形でバッハを取り上げてみたいと、
提案するつもりでいたのです。
もし、この話がうまくいくようであれば、
今年は、夏から秋にかけてバッハ三昧です。

「バッハは全ての基盤」
長年研究を続けていく中で、
そのことを骨身にしみて思うようになってから、
実はもう何年もたっているのですが、
やはり、ここらで一まとめ、
そして一区切りをつけろという、神の啓示なのかもしれません。
【2007/04/17 00:07 】
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何が幸せか…?
先日、車を運転中赤信号で止まった折、
道端の家の庭に目をやると、鎖につながれた猫が二匹。
そう、鎖つながれているんですね(^^;)。
猫というのは、自由を好む動物で、
つないで飼うことは不可能だと言われますが、
この猫たち、何一つ不満そうなそぶりもなく呑気に日向ぼっこ。
うろうろと歩き回ってはあくびなど繰り返し、
呑気に毛づくろいなどしております。
目の前に広々とした世界が開けていながら、
そこに足を伸ばす自由を完全に奪われているのに、
まるで、そんなことに気づくこともない様子…。
ふと、子猫のころから外飼いで、マンションの生活になじめず、
パニック症候群を起こしてしまったうちのミー子(=^・^=)を思い出し、
この二匹の猫が不思議な生き物に見えてきました。
生まれた時から、それが世界であれば、
こういう風になじんでいくものなのでしょうかね…?

たしかに、つながれていれば事故にあう危険はなく、
安全は保障されるわけで、
大通りに面したおうちの飼い主さんにしてみれば、
苦渋の選択だったのでしょうね。
つまりこの猫ちゃんたち、本人の意思ではなかったでしょうが、
安全を確保する代わりに自由を捨てるという人生を、
選択したわけですね…フム。

私は、昨年引越しするにあたり、
ずっと外飼いにしてきたミー子をどうするか…ということに、
散々頭を悩ませた挙句、猫用トイレから爪どぎまで用意し、
一度は連れてきたものの、結果はパニック症候群(-_-;)。
“これは、もう本人の意思表示だわ…”と思い、
結局、住み慣れた実家に連れ戻したわけですが、
週に一度、私が戻った時の様子を見る限り、
これも、彼女にとって決して満足な結論ではなさそうです(^^;)。

私は「何が彼女にとって幸せか…?」という観点から、
私なりに答えを求めて、現在に至るわけですが、
“マンションは嫌、でも私と一緒に暮らしたい”
というジレンマを抱えている限り、
彼女にとって最良の答えって、残念ながらないんですよね〜。
【2007/04/16 23:19 】
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出会い
出会いとは、誰かと誰かが初めて知り合ったり行動を共にする、
つまり、物理的作用によってもたらされるわけではありません。
実際、ずっと長い間知り合いだったり、
同じグループに属し、時間を共有していても、
その人と出会っていないということは、いくらでもあるのです。

人と人とが出会うとは、
その人との間につながりを感じ取れる間柄になること。
そして、目には見えないつながりを感じ取れれば、
そこに、ある安心感が生まれるのです。

人間は本来孤独な生き物です。
でも、誰かとの間につながりを感じることで、
その宿命的な心の傷みは、少しずつ癒されていくのです。
出会いとは、人の心と人生を豊かにしてくれる、
何にも勝る財産だと思うのです。
【2007/04/15 00:36 】
心の世界 | コメント(0) | トラックバック(0)
名刺
HPの更新同様、半年も前から、
作らなきゃ作らなきゃと思い続けてきた名刺を、
やっと作りました(^^)。

今回のは、オレンジ色の写真入、
ホームページのindexと同じデザインにしてみました。

夏以降に知り合った方で、
「すみません、今名刺の持ち合わせがないもので…(^^;)」
という言葉を私から聞いた方、結構沢山いらっしゃるはずですが、
今度お会いした折には、必ず、お渡ししますのでお楽しみに!
【2007/04/14 23:21 】
雑感 | コメント(0) | トラックバック(0)
ゆっくり弾けるように
「次の時までには、ゆっくり弾けるように練習しておいで!」
今日も、何度も繰り返し生徒に言った言葉ですが、
このところ、とにかく、このアドバイスばかりを出しています。

一見、不思議な宿題でしょうね。
だって「次の時までに、速く弾けるように…」の方が、
より自然でしょうから…。

もちろん、私の方からすれば、
「次の時までに、速く弾けるように…」
と言えれば一番良いわけですが、
そう言えない状態がそこにあるわけです。

つまり、内容が伴っていないのにテンポだけが速くなっているわけで、
…となると、もう一度、内容の伴った状態に、
さらい直してもらわなければならないのです。

やってみれば、わかりますが、
内容の伴っていないままで速く弾いてしまっていると、
絶対にゆっくり弾くことはできません。
だから「ゆっくり弾けるように、練習しておいで!」となるわけです。

実は、これ、自分が本当に質の良い練習をしているかどうかの、
最高の点検方法を暗示しているのですが…!
皆さん、大いに参考にしてくださいませ(^^)。
【2007/04/13 01:30 】
レッスン室 | コメント(0) | トラックバック(0)
シューマン ピアノ五重奏
車の中でラジオを聴いていたら、
シューマンのピアノ五重奏が流れてきました。

この曲を聴くと、ウイーンを思い出すのです。
もう10年以上前の話になりますが、
はじめて取り組んだ大編成の室内楽。
メンバーは、デンマーク人、ロシア人、オーストリア人と、
国際色豊かで、皆、若いのに才能に溢れた連中でした。
そういえば、内一名のビオラ奏者は、
現在ウィーンシンフォニカーの団員として活躍していますね…。

シューマンのピアノを含む室内楽曲には、
トリオのほか、ピアノ四重奏と五重奏が一曲ずつありますが、
この二つの作品、どちらも甲乙つけがたい名作です。
特に五重奏の方は、“喜びに満ち溢れた”作品で、
こういう曲を好きになるのは、自分としては珍しいのですが、
とにかく、何度聴いても飽きない。
聴けば聴くほど、よくできてるな〜と、感心するばかりです。

特に、冒頭のテーマが、
第4楽章の最後でフーガになって現れるところ!
演奏時間30分を数える長大な曲のいよいよ最終章。
一度長いフェルマーターで曲を締めくくって、ほっと一息ついたあと、
ラストスパートをかけていく結尾部を、
第1楽章第1テーマのフーガで演出するという心憎さ。
このフーガの興奮は筆舌に尽くしがたいものがありますね。

日本では、残念ながら室内楽の需要は大変少なく、
トリオ以上の編成の曲を演奏するチャンスはあまりないのですが、
また、大編成の室内楽がやりたくなりました。
【2007/04/12 00:06 】
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やっと更新しました!
“間もなく更新します!”
こう言い続けてもう半年近くもたったでしょうか…。
すんでのところで、いえ、すでに狼少年状態でしょうが、
ともかく、やっとホームページを更新しました(^^)。

デザインも新しくして気分一新。
リンク集を整理し、演奏会情報をアップしました。

ピアニストのレッスン室

ファンの方、生徒、友人からも、色々と希望が出ているので、
これからも、少しずつ新しいコンテンツを増やしていきます。
お楽しみに!
【2007/04/11 01:20 】
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やけぼっくい
先日、ラジオからこぼれてき“テンペスト”がきっかけで、
いわゆる、やけぼっくいに火がついた式に再発してしまったベートーヴェン熱。
これ、当分続きそうです。

今日も、接客用のアップルパイを焼くのに、
BGに選んだものは、なぜか同じものが2枚もあるバックハウスの3大ソナタ集。
聴きながらある発見をし、
巨匠の演奏って本当に凄いなと、驚いてしまいました。

“熱情”の第3楽章後半に、
Cのオクターブが連打される場所があるのですが、
音楽的に緊張の頂点となる最高音のCの音が、
熱演のため調律が狂い、きつい唸りが出ているのです。
でも、このクラスの演奏になると、こんなハプニングまでも、
全て音楽になってしまうんですね〜。
何度聴いても、そのきつい唸り自体が、
その場の音楽にぴったりマッチし過ぎていて、
まるで意図的にそうしたとしか思えないほど音楽的なのです。

世に名を残す大家には、神の啓示のようなものがあるそうですが、
ベートーヴェン弾きと言われたバックハウスのこと、
もしかしたら、彼のもとにベートーヴェンが降りてきて、
“この最高音は、微妙に狂った唸りのあるピッチで”などと、
秘密の書き込みをしていったのかもしれないな…、
なんて思っている私です。

【2007/04/10 23:34 】
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断水
マンションの貯水タンクの整備で、今日は朝から4時間の断水。
事前に張り紙があったので、炊事や飲用の水を用意しました。

私が子供のころは、断水などというと、
その他のことはともかくも、
まずは、調理用、飲用の水をたくさん確保しなければならず、
母が、大きなバケツに何杯も水を汲んでいたものです。
当時は、ペットボトル入りの水もお茶も、
どこにも売っていなかったですからね。
便利になったものです。

でも、便利になったことが、
良いことばかりとは限りませんね。

なんでもない一コマですが、
母と一緒に「明日は断水だね〜」なんて言いながら、
バケツに水を溜めたことが、
私にとっては、何か心温まる思い出として、
心の中に残っているわけです。
きっと子供心に、母と一緒に働いて、
家族の役に立つことができたことが嬉しかったのでしょう。
こんな小さなことの集積が、
自分は誰かとつながっているという信頼感を、
心の中に育んでいくものかもしれません。

対話とか心の交流なんて、なにかマニュアルがあって、
その通りにやればできるというものではありません。
ごくありきたりの日常生活の中で、
誰かと他愛もない行動をともにし、
一緒に何かを考えたり、感じたりすることで、
自然に生まれてくるものだと思うのです。

ちょっと近所まで車を走らせて、
ボタン一つで何でも解決がついてしまうのは、
世の中が進化した証ではありますが、
その一方で、何か大切なものが失われているのかもしれないのです。



【2007/04/09 00:43 】
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テンペスト
夕食の支度をしながらFMを聴いていたら、
テンペストの第3楽章が流れてきました。
演奏者の名前を聞き逃してしまったのですが、素晴らしい演奏で、
ベートーヴェンならではのロマンティシズムに耳をとられ、
思わず仕事の手を止めて聴き入ってしまいました。
考えてみれば、ベートーヴェンにこんな感情を抱いたのは、
帰国以来初めてのこと…。

ベートーヴェン…。
実は、ここ10年余、ほとんど手をつけてない作曲家なのです。
在欧中はあれほど好きで、
E.ギレリスやW.バックハウスの録音を、
テープが伸びるほど聴きまくっていたのに、
日本に暮らすようになってから、
なぜか、この空気の中に相容れないものを感じ、
突然、聴く気も弾く気もしなくなってしまったのです。

たしかに、モーツァルトもショパンもシューマンも、
ドビュッシーだってラヴェルだって、西洋音楽は全て舶来品。
でも、どの作曲家の作品も、
それなりに日本の風土に溶け込める気がします。
でも、ベートーヴェンだけは、
なにか本質的に違うと感じてしまっていたんですね。

そういえば、ここのところ、
レッスンにベートーヴェンのソナタを持ってくる生徒が、
3人もいましたね…。
必要に迫られてベートーヴェンのことを考えているうちに、
忘れかけていた恋心が、再来したのかもしれません!



【2007/04/08 00:41 】
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運指とリズム感
運指とリズム感は密接に関連しています。
つまり、リズム感が良くなければ、
良い運指を選ぶことはできないでしょう。
これは、超絶技巧的な作品よりも、むしろ、音数が少なく、
簡素でカンタービレの要素が強い作品を手がける時に、
非常に良くわかります。

“ピアノ技術の研究とは運指の研究である”
これは、かの有名なA.コルトーが、
彼の技術練習書の中で述べていることですが、
確かに、音楽的・生理的にベストな運指が選ばれていることが、
ピアノを巧みに操る条件になるです。

ベストな運指を選ぶためには、
その根底に優れたリズム感が必要です。
すなわち、全ての鍵を握るのは、
ここでもやはり、リズム感なんですよね。
【2007/04/07 00:34 】
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バッハ・インベンション
4〜5年前から続けている、バッハ・インベンションの研究。
とりあえず、今年はその途中経過の一区切りとして、
15曲の二声のインベンションを、
公開演奏会に出してみることにしました。
どちらかというと研究発表的な演奏会になる予定ですが、
また、演奏会情報にも詳細決まり次第Upします。

実を言うと10年前帰国して以来、
自主企画という形式での演奏会は、ずっと避けてきた私です。
それには、色々な理由があるのですが、
2〜3年前からでしょうか、そのかたくなな思いを、
少しずつ柔軟にしていかなければならないかな…という気持ちが、
自分の中に芽生えて今日に至ります。

「リサイタルはやらないの?」
これまで、周囲の人に何度も聞かれました。
でも、その度に、ハッキリと答えることができず、
自分の気持ちを説明することもできず、
閉ざしてしまった心を、あからさまに見る思いがしていました。
でも、やっと、再スタートを切れそうです。
【2007/04/06 23:55 】
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声が出ない〜(+_+)
朝起きたら、声が出ない!
先週の日曜日から症状が出はじめた今回の風邪、
ちょっと不思議な症状なんです。
熱もなく、咳もなく、鼻水もなく、
ちょっと喉が痛かっただけで、
けっこう軽くてすんだと、ホッとしていたのですが、
今日になって、声を失ってしまいました。

知らなかったのですが、
こういう風邪が、今流行っているらしいですね。
レッスンで声が使えないというのは、本当に不自由です。
話をしないわけにはいかないし…。
健康って、本当にありがたいんですよね〜。
【2007/04/05 23:51 】
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雨女
2月ごろから、私のところに出入りしている新しい生徒。
この彼女が、どうやら雨女らしいのです。
もう5回もうちに来ているのですが、
どの日も見事に雨・雨・雨。

そして、今日は彼女のレッスン日。
朝、ベランダに出てみると、
なんと、小雨が降ってるではありませんか…(^^;)。
あまりにおかしかったので、傘を片手にドアを開けた彼女に、
「もしかして、雨女(^^;)?」って聞いてみると、
「そうなんですよ〜、先日旅行に行った時も降られちゃって…(^^;)」
おまけに、レッスンを終えて帰るころには、
雨がすっかりやんでたりするから不思議です。

彼女は、某ピアノ愛好会のメンバーなんですが、
そういえば、私もおよばれした3月の会の懇親会は、
彼女が欠席したからか、見事な晴天でしたっけね(^^;)。
いるんですね〜、本当に、雨女って…(^^;)。

テーマ:ピアノ - ジャンル:音楽

【2007/04/04 01:00 】
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不快なピアノ部屋
風邪をひくと、本来最も居心地のよいはずのピアノの部屋を、
非常に不快な場所に感じてしまいます。
理由は、湿度が低いから。

ピアノに限ったことではありませんが、
楽器には湿度管理が絶対不可欠で、
私のピアノ部屋の湿度は、常時35〜45%。

風邪をひくと、この乾いた空気が、
調子の悪い喉にてきめんにこたえます(+_+)。
寝込むほど症状のひどい時はともかくも、
治りかけて、日常生活ではほとんど症状を感じなくなり、
やっと良いコンディションで音が出せると思った時が最悪で、
見事に出鼻をくじかれてしまうんですよね〜。
爽快な気分で30分も練習すれば、喉が再度不調を訴えはじめ、
風邪の症状がぶり返してきます。
自分の思いとは裏腹な体の拒絶反応が、
実に悔しいですね〜(T_T)。

【2007/04/03 00:42 】
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レシピ本と校訂楽譜
お料理のレシピ本と楽譜は非常によく似ています。
一つのお料理のレシピを、色々な本で比較すると、
材料・調味料などの分量配分・調理工程が、
驚くほど違っていることに気づきます。
もちろん、著作にしてあるわけですから、
どのレシピを採用しても、そのお料理にはなるわけですが、
当然、出来上がりの味には、大きな差がでてきます。

楽譜も同じです。
多くの校訂譜を比較すると、
作曲者のオリジナルなものは残してありますが、
それ以外の書き込みは、驚くほど異なっています。
特に、作曲者があまり細かい書き込みをしなかった、
古い時代の作品の校訂譜は、
それだけ、校訂者の意見を補填しなければならないので、
違いもでてきて興味が尽きません。

どんな強弱にするか、どんなアーティキュレーションにするか、
どんなペダルをつけるか…などのことが、
つまりは、料理で言えば味付けになるわけですね。
もちろん、実際に作って(演奏して)みれば、
その味が、自分の好みであったりなかったりします。

どうもこの版の運指は自分にはしっくりこないとか、
この強弱のつけ方は、自分の感覚にぴったりマッチするとか、
そういうことが、レシピ本にもありますね。
どのお料理を作っても、いまひとつという感じがする本と、
この本なら、どれを作っても本当に美味しいっていうのが、
あるんですよね(^^)。
【2007/04/02 00:28 】
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課題曲バッハに原典版指定?
あるコンクールで、課題曲にバッハが出されているらしいのですが、
その申し込み要項に、使用楽譜として、
2冊の原典版が版指定されているそうです。
そして演奏上の諸注意には、
“楽譜どおりに演奏すること”とあるとか…。

実は、以前うちの指導者研究会のメンバーだった生徒から、
昨夜相談を受けたのですが、思わずうなってしまいました。
私は、実際にその要項を見たわけではないので、
今、急いで確認中なのですが、
これがもし本当だとすると、大変なことですね。

バッハに限らず、ベートーヴェンであれショパンであれ
原典版を参考に楽曲に取り組むことは、大変重要なことです。
しかし、特に、バッハのような時代の作品は、
楽譜を読んでいくということ自体に、非常に複雑な問題が山ほどあるので、
コンクールや試験の課題に課されることでさえ、時に疑問視されるわけですが、
このような場面で原典版を指定楽譜にするようなことがあれば、
必ず大混乱が起こるでしょう。
実際、事務所には、例えば繰り返しの取り扱いなどについて、
質問が殺到しているという話ですが、きっとそれだけではすまないでしょうね…。

バッハやモーツァルトなど古い時代の作品の場合、
むしろ、いずれかの校訂版を指定楽譜にしたのなら、問題は少ないでしょうが、
原典版を指定楽譜にした意図は、一体何なのでしょうか?
もしかして、、非常に高度な、芸術的なことを競わせることが、
コンクールの目的であるのかもしれませんが、
就学者対象のコンクールである限り、それもあまり考えられずナンセンスです。
私に相談してきた生徒は、“私には意味がわかりません”と言っていましたが、
これには、私も全く同意見。
読譜というのは、奥の深い問題なので、
表面的なことのみならず様式感にも精通していて、
尚且つ、その人が音楽的にもある程度成熟していなければ、
原典版を正確に読んでいくことは、不可能に近いでしょう。
本当の意味での読譜力のある経験者なら、
この規定の条件には、必ず、多大な疑問を感じると思うのです。

少し専門的で、また批判的な話題になってしまいましたが、
私が教えた生徒から、相談を受けたわけですから、
この問題は、私自身の問題として、
真剣に考えていかなければと思うのです。


【2007/04/01 00:59 】
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